it stuffs and even the scream which does not become voice of the everyday life
which passes away it would like to keep changing today into the sustenance which lives.−
「不平不満を言わない方が幸せになれますよ」
という言葉を聞いたことがある人もおられるのではないでしょうか。
実は自分、この言葉（考え方）があまり好きではありません。
それは、「不平不満を言わない」だけではあまりに中途半端な気もしますし、
何より言葉だけが独り歩きしてしまっているような印象を受けるからです。
恐らく本来の意味としては、
�〃�なことは気にしない。
（ネガティブな思考パターンに陥らないようにする）
�⊆�囲の人間を不快な気分にさせてしまう。
�Ｊ垢�れたくない人間に聞かれた場合、余計な軋轢を引き起こす可能性がある。
（他者からの評価を下げるリスクを負う）
�ど塋辛塰�を言っても問題が解決する訳ではない。
（言うことを禁じている訳ではない）
だと、自分は考えています。
では例えば、
日々暮らしている中で、私たちが理不尽な状況に陥ったとして、
ただ、「不平不満を言わない」ことが本当に意味のあることなのでしょうか。
あくまでも個人或いは個人をとりまく周囲の人間レベルでの話に限定して考えますが、
�，砲弔い討蓮�不平不満を感じられないレベルにまで達観できているのであれば問題ないでしょう。
傍から見て不平不満を感じるような状況におかれていたとしても、
当の本人がそこに不平不満を感じないのであれば、そこにネガティブな思考は存在しようがありません。
もっともこうなると「不平不満を言わない」というのとは別の次元の話の様な気も致しますが。
ただ、やはり不平不満は感じていて、それを押し殺しているだけなのであれば、
ストレス等の面からしてもあまり好ましくはないのかなぁ、とも思います。
�◆↓�についてはよくあるパターンだと思います。
「自分一人が我慢すれば良い」という考え方で、自分はあまりこの考え方が好きではありません。
周囲の人間からしても、例え当の本人が一切不平不満を言っていなくても、
少しでもそれらが態度から見えてしまった場合、やはり気になるものです。
従ってこの�◆↓�を効果的に実践するに当たっては、相当の修練が必要になるのではないでしょうか。
�い詫廚鷲塋辛塰�を「回避不可能な障害」と捉えるか、
「対処可能な問題」と捉えるかの違いですよね。
確かに不平不満を言うだけでは物事は解決しませんし、ほぼ同意できます。
これらを通して言えることなのですが、
個人的には決して「不平不満を言うこと」を禁じている訳ではないと思うんですよ。
�，任垢�、そもそも「感じない」状況であれば「言う」必要性もないので除外できます。
「感じている」場合においては、そのストレスを発散する為の「言う」という行為は非常に有効です。
内的思考や、或いは気分転換等の外的要因も一つの手法でしょうが、
ストレス発散という目的においては「口に出す」というのはもっとも手軽な手法ではないでしょうか。
ただ問題として、
「口に出す」うちに思考がネガティブな方向に走りがちになることがありますので
この点にさえ留意しておく必要性はあるかと思います。
�◆↓�については伝え方如何でどうにでもできることだと思います。
要は愚痴を愚痴っぽく言わないという技術ですよね。
ただこれ、本当に難しい。
自分も何とか心がけようとはしていますが、なかなかうまくいかず反省ばかりです。
次に、その不平不満が他者の共感を得られるかということですよね。
ある事象に対して誰もが同様にストレスを感じるのであれば、その不平不満は容認される事も多いでしょう。
逆に個人的な事象であれば、それは他者に対しては単なる騒音となる可能性が高いです。
�い砲弔い討聾世Δ泙任發覆い�と思います。
不平不満を言うことは問題提起です。
問題提起なくしての問題解決はあり得ない以上、「不平不満を言わない」ことはあり得ません。
ここで言われているのは「不平不満を言うだけで終わらない」ことではないでしょうか。
不平不満というものは、
痛みのようなものだと思います。
感じることや伝えること、それ自体は問題ではありません。
むしろ重要なことです。
問題なのは、痛みを痛みのままに放置しておくことや、
痛みを感じなくなるほど感覚が麻痺してしまうことなのではないでしょうか。
例えば自分たちが痛みを感じたら病院などに行って治療を受ける様に、
不平不満を感じたらその根本たる原因を解決する様に行動することが大事なんだと思います。
不平不満を言うことと、過ちや欠陥を指摘して正すことを、混同してはならない。
不平を言わないようにすることは必ずしも、悪い品質や無礼な態度を我慢することではない。
ウェイターに、スープが冷めているので温め直す必要があると告げることは、
それがニュートラルな事実に基づいたものであるなら、そこにエゴは介在しない。
「こんな冷めたスープを出すとはどういうつもりだ！」というのは不平不満である。
エックハルト・トール『A New Earth』より
私達はついつい「不平不満を言わない」ことと
「何も言わないこと」を混同してしまいがちです。
（意図的に後者の意味で「不平不満を言わない」ことを押し付けてくる方もおられますが）
ですが、エゴの介在しない、或いは他者の共感を得ることが可能な不平や不満は、
周囲の環境をより良くする為に対処することが望まれる問題点の発露だと考えられます。
「不平不満を言わないこと」が「何も言わない」ことならば、
それは最早諦めであって、そこに進歩はないと思うのです。
仮にそれで本人が幸せを感じたとしても、
なんかね。言い方は悪くなっちゃうけど宗教みたいですよね。
本人は救われるかもしれないけど、
それで人の世が救われるのかと言うとどうなんでしょう？
だからこそ自分は、
不平や不満の原因となる事象に対して諦めるのではなく、
まずは、そこにエゴが介在するのか、
或いは、それが他者の共感を十分に得ることができるのかを考えた上で、
発生した不平や不満に対処していこうとすることで、
自分たちが属する集団や社会といったものを、より良きものに変えていけたらなぁと願うのです。
不平不満を言っても仕方ないってことは十分わかってるんですよ。
それでもやっぱり「言いたい」時もあるし、「言いたい」ことだってあるんですよ。
そこで「不平不満を言っても仕方ない（キリッ」って言いだす人とかいるんですけど
いやそれって結局「我慢しろ」ってことであって、
問題解決でもなんでもなくね？って思うんですよ。
なんつーか、逆にそこで思考停止してね？って思うんですよ。
こちらは「言っても仕方ない」ってことなんて言われなくてもわかってるし、
だからと言って「我慢する」だけで終わるつもりもないから
問題解決について一緒に考えてくんねーかな？と思って話してる訳で。
（もっともこちらの話し方や相手の選び方にも問題があるんだろうけど）
自分たちは言葉の持つ意味に対してもっと考えるべきだと思うし、
また、世の中というものに対してもっと真剣に向き合うべきなのかも知れないね、とか。
おっぱい。
詰み逝く日々の声にならない叫びすら今日を生きる糧に変えていきたい。−
Return 2 -Felix culpa-